東京同窓会長ご挨拶

ご挨拶

東京同窓会会員の皆様におかれましては、ますます御健勝でご活躍のこととお慶び申し上げます。

このたび、高18期 荻須一致さんから林 衛(はやしまもる 高25期)が、東京同窓会長を引き継ぐことになりました。一生懸命にやりますのでよろしくお願いいたします。

さて、私について、簡単に自己紹介をさせていただきます。

私の実家は、名古屋市瑞穂区密柑山町にあり、昭和高校までは、徒歩15分の場所になります。年に30日以上、現在の仕事の関係もあり名古屋に居ます。私は、名古屋生まれ名古屋育ちで大学を卒業するまでは、名古屋から出たことがありませんでしたが、最初に勤めた会社が東京にあるため上京しました。足掛け45年程東京に住んでいます。現在の住まいは、品川駅近くの大森です。

私は、グローバルにビジネスを行っている企業の新規IT事業に携わりました。その事業は、15年間でゼロから250億の売り上げをあげる急成長を遂げましたが、1993年にバブル崩壊が起こり、世界10か国で事業を行っていましたが、事業継続が困難になりました。

その時期に一緒に頑張っていた仲間の多くは、他社へ転職しました。また事業の統廃合により他社へ譲渡が起こり仕事の環境が大きく変化する時代を経験しました。私は、自から携わったITコンサルティング部門を継続することができなくなったため会社を辞めて、スキルを活かし外資系のコンサルティング会社に転職しました。その後、夢を実現するために起業しました。それ以来、約30年余り起業したITベンチャーを少しずつ成長させて現在に至ります。

これまでにリーマンショック、東日本大震災、コロナショックなど予期せぬ様々な事態に対処し会社を運営してきました。また、60代になってからM&Aや大企業からの出資など資本政策にも関わりました。また、社会活動として経済同友会での活動を行っています。

私が育ててきた事業は、次の時代を担う若い世代に引き渡す時期が近づいています。同時に、社会のために若い人たちのために何かをしていきたいという気持ちが湧いています。

私の次の十年の目標の一つが、母校である昭和高校への貢献です。

東京と海外で仕事をしたことや一貫してITの仕事を経験してきたことにより、いろいろな経験者と知り合うことになりました。

これからは、東京同窓会の仲間と共に東京ならではのアイデアで同窓生、母校のためになる活動を行いたいと思います。

令和7年7月吉日

愛知県立昭和高校東京同窓会
会長 林 衛
(はやしまもる・高25回生・昭和48年卒)